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ふくおかジビエフェア冬

エス小林(北九州市八幡西区)『ふくおかジビエフェア2024』

大阪や福岡でフランス料理の修業を重ね、約20年前にフレンチをベースとしたrestaurant「一章」をオープン。口コミでその評判が広がり手狭になったことから、2014年に現在の場所に移転。店名も新たに「エス小林」としてスタートした。メニューはアラカルトもコースもあり、料理1品とワインのみの利用もOK。「一章」時代から、全国より厳選した食材を使っていたが、「エス小林」となってからは早朝から北九州や福岡の市場に出向いて魚介を仕入れ、ジビエなどの肉は田川や飯塚に足を運び厳選している。「食材もワインも可能な限り生産者にお会いして決めています」と小林さん。その実直な姿勢が多くのファンを呼んでいる。

フェア参加メニュー

田川・舛野さんの冬鹿のサボネット 飯塚・嶋田さんの冨有柿のフランベと共に ジェニパーベリー香るソースルージュで(3980円)

手間ひまかけてじっくり焼き上げる、旨み凝縮の鹿肉料理

サボネットとはフランス語で石鹸という意味。常温に戻した鹿肉は、フライパンで表面を焼き固め、オーブンへの出し入れを繰り返し、じっくりと火を入れていく。ソースは赤ワインをベースにポルト酒やジェニパーベリーの風味を加えたソースルージュ。石鹸のようなカタチにカットして提供する。添えられているのは、小林さんの地元・飯塚の嶋田さんがそだてた冨有柿。鹿肉は「ジビエ猪之国」(田川市)から仕入れており、同じ土地で育ったモノ同士、相性も抜群だ。

お酒とペアリング

久住ワイナリー「2020久住EBONY」

国内を中心にワインの生産者を招いたイベントも行なっている「エス小林」。今回セレクトしたのは、2024年8月に同店でイベントを開催した久住ワイナリーのもの。「山ぶどうワインコンクール」で金賞&部門最高賞を受賞。野性的でありながらとても美しく、酸がしっかりあり、食中酒としても活躍する。

シェフ紹介

オーナーシェフ 小林誠一さん

かつて、ジビエは「臭い」「かたい」というイメージを持たれる方が多かったですが、昨今のジビエは丁寧な処理が行われており、全く臭くないですし、柔らかさすら感じるほどです。ほかのエリアのジビエも試してみましたが、今から8年ほど前に田川の「ジビエ猪之国」さんに出会い、その質の良さに感動! 以来、使わせていただいています。かつてのイメージを持たれている方は、ぜひこのジビエを味わってみてください。

店舗詳細

住所
北九州市八幡西区光貞台1-2-2 本城西団地内
電話番号
093-603-3688
営業時間
12:00〜15:00/18:00〜22:00(土曜は〜24:00)
定休日
日・月曜
席数
20席
支払方法
現金・クレジットカード
ジャンル
フランス料理
来店時注意事項
コースは2日前までに要予約
店舗URL
https://www.s-kobayashi.net
Instagram
https://www.instagram.com/s.kobayashi_0607/

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