2023年6月、福岡市動植物園そばの住宅街にオープンした古民家レストラン。オーナーシェフの舟木慧さんは、福岡市内にあった老舗ホテルで15年以上腕を磨き、西中洲のジビエ料理専門店でも研鑽を重ねた。2020年には「世界料理オリンピック」でブロンズメダルを獲得した経歴を持つ。「母が糸島で露地栽培した無農薬野菜やハーブ、小呂島の漁師から届く新鮮な魚介など、生産者の顔がわかる食材であることが第一条件。ジビエに関しても同様で、自分が確実に納得したものだけを使っています」と舟木さんは語る。今回の参加メニュー「ジビエのメンチカツ」は、この店ナンバーワンの人気メニュー。老若男女、幅広い世代にジビエの魅力を発信している。

フェア参加メニュー

ジビエのメンチカツ 特製ソース（1700円）

サクサクの衣から溢れ出る猪や鹿の旨みに感動！

「ジビエの醍醐味は捕獲された場所や季節によって味が変わること。野菜にも旬があるように、ジビエにも旬があると感じるほど、ジビエは奥深い食材ですね」と舟木さん。野菜やフルーツを20種以上使って特製ソースを作るのだが、暑い季節は酸味が効いたさっぱりした味わいに、ジビエの脂がのってくる秋から冬にかけてはこってりフルーティーな味わいに仕上げるという。西中洲時代からの人気メニューは、この店でも人気No.1メニューとして君臨している。

お酒とペアリング

カサ ダス ホルタス ヴィーニョ ヴェルデ

「白ワインって意外に合うんです。揚げ物なのでさっぱりと食べていただきたくて、脂を流すこのワインをセレクトしました」と舟木さん。きれいな酸と果実感が絶妙なバランスの白ワインでランチタイムにもおすすめ！