西鉄白木原駅のすぐそばにあるフランス料理店。オーナーシェフの田中達也さんは、大阪の調理師専門学校を卒業後、長年にわたり福岡や東京のホテルなどで研鑽を重ね、2007年に地元であるこの場所に店を構えた。現在は予約制のコースのみの営業で、不定期でアラカルト営業を行なっている。記念日やお祝いでの利用が多く、地元の新鮮な食材を使い丁寧に作り上げる伝統的なフランス料理は、近隣に住む40代以上の大人たちを中心に高く評価されている。ショートコース5500円〜、フルコース8800円〜。

フェア参加メニュー

鹿のロースト（2800円〜 ※仕入れ状況に応じて変動、※要事前予約）

鹿肉の繊細な味わいとバターの香りが融合した一皿

糸島ジビエ研究所から届いた鹿の骨付きロースを赤ワインと野菜、ハーブなどで作ったマリネ液に一日漬け込み、フライパンでパターを回しかけながらじっくりと火を入れていく。上質で鹿肉の繊細な味わいとバターの風味が相まった贅沢な一皿に仕上がっている。基本的にはコース営業だが、このメニューはアラカルト営業時に提供される。「アラカルト営業は不定期ですが、気軽にお問い合わせください」と田中さん。鹿肉は不定期の入荷ということもあり、事前の予約が無難だ。

お酒とペアリング

シェフおすすめの赤ワイン

「鹿の繊細な味わいには、まろやかで口当たりの良いメルローとの相性が良いのではないでしょうか」と田中さん。フランスを中心に揃えるワインはグラスでも提供されるが、ボトルの方が選択肢が広がるそう。好みを伝えれば料理との相性を考慮してセレクトしてくれる。