オーナーシェフの大庭桂二郎さんは、小倉のフランス料理店「ポトフ」で4年ほど修業を積み、2018年7月に地元である若松で自身の店を構えた。「子どもの頃から地元の野菜を食べていましたし、地元の食材を使った料理で地元のお客様に楽しんで欲しいと考え、独立するなら若松でと考えていました」と大庭さんは語る。テーマは“若松野菜と日本ワイン”。食材の美味しさを最大限に引き出す丁寧な料理は、地元客を中心に幅広く支持を集めている。ランチは1400円、ディナーはコースのみ5500円から。

フェア参加メニュー

栗のパンケーキ ジビエのソース（5500円〜のコースの一品）

若松産の食材を活かした季節感あふれる一皿

「最近、パンケーキにハマっているんです」と大庭さん。若松産の栗を使用したパンケーキには、入荷状況に応じて鹿や猪をミンチにし、ニラのピューレを加えたクリームソースが添えられている。さらに、里芋や落花生など、若松産の素材が使われており、手間ひまかけた唯一無二の一皿に心が満たされる。

お酒とペアリング

Watarise CB

若松にあるワイナリー「ワタリセファーム」が醸造した白ワイン。ブドウ品種はシュナン・ブラン。野菜料理が中心の「ぐらんどじゃるだん」の料理には、日本で造られたワインが合うんだそう。