西鉄春日原駅やJR春日駅からほど近い場所にあるこぢんまりとしたビストロ。「パテ・ド・カンパーニュ」や「ウフマヨネーズ」といった前菜から、オマール海老やジビエといった季節ごとのメインまで、アラカルトで楽しむことができる。ソースはもちろんパンやデザートも全てを丁寧に手づくりするなど、一皿ごとに手間ひまをかけた料理が評判。初めて訪れたなら「前菜盛り合わせ」がおすすめ。一人の場合は量を調整してくれるなど、きめ細かな心遣いも嬉しい。

フェア参加メニュー

眠り〆猪バラ肉のプティ・サレとレンズ豆の煮込み（2,900円）

大地の恵みを存分に味わう、身も心もほっこり温まる一皿

「眠り〆猪」とは、糸島ジビエ研究所が開発した、独特の〆方を施した猪肉のこと。罠にかかってストレスを受けた状態のイノシシを、薬を使わない医学的手法で眠らせ、疲労回復させてから〆る手法で、眠っている間に筋肉に蓄積した乳酸や老廃物が除去され、代わりに旨みのもととなる成分が肉全体にいきわたるという。この「眠り〆猪」のバラ肉を塩やハーブなどで3、4日間マリネし、香味野菜と一緒にコトコト炊いて柔らかく仕上げたのがこの「プティ・サレ」だ。ソムリエ資格を取得したオーナーシェフ・和田憲明さんがセレクトしたワインとともに味わいたい逸品。