国内外のレストランでジビエの経験を重ね、福岡市内のレストランで料理長などを歴任した小野貴史さんが、2019年に料理長に就任。料理料亭としては珍しく、フレンチとイタリアンをベースに和のエッセンスを取りれたコースを提案している。福岡初のジビエ専門店でも料理長として活躍した小野さんは、ジビエを知り尽くしており、お客様の要望を聞いてコースを組み立てる「シェフズコース」では、ジビエ尽くしのコースも対応可能（前日までの完全予約制）。小野さんのジビエ料理を味わうために、遠方からもファンが訪れている。

フェア参加メニュー

鹿肉のポトフ（昼7150円〜、夜9350円〜のシェフズコースの一品として提供）

和のエッセンスを感じる、滋味深いポトフに感動！

秋月からほど近い「豊前ジビエセンター」から届く鹿のすね肉をブイヨンで炊き、その後鹿肉のコンソメで仕上げた滋味深い一品。野菜は時期によって変わり、この日は大根、椎茸、人参、ズッキーニが使われた。ゆっくりと煮込でいるからこそ、箸でもほろほろと崩れる柔らかさを実現。小野さの気まぐれで、手づくりのマスタードや薬味などが添えられている。

お酒とペアリング

産土

日本酒やワインも豊富に揃うが、和のエッセンスを感じるポトフとは日本酒の相性も抜群。なかでも、爽やかで軽やかな味わいが特徴の「産土」（花の香酒造）は、食中酒としても楽しむことができる。