記念誌
長年つき合いのある取引先から協業案件としてお話を頂きました。過去にホテル内のレストランの広告などを頂いていたこともあり、私が全体のディレクションを務めることになりました。
大枠のコンセプトをいただき、社長をはじめ主要な方々にヒアリングを行ったうえでコンテンツ案を提出するところから始まり、全体で2年強かかりました。50年の歴史を掘り起こし、再構築していくために、時間が許す限りたくさんの方にお話を聞くことにこだわりました。
会社の文化や歴史を、膨大な資料とたくさんの方の話をもとにまとめあげていくことが大変でした。ある場面では、西鉄グランドホテルさんの誰よりも熱く、ホテルの魅力について考えねばならない。また別の場面では、クールに客観的に、俯瞰で見なければならない。
ホテルの歴史を知れば知るほど、その両軸の視点をバランス良く維持していくことが難しかったです。その甲斐あって、社内の方が見ても、外部の方が見ても読み応えのある記念誌が作れたと自負しています。
ホテルが天神の地で果たしてきた、歴史的役割に驚かされました。また社員の皆さんの愛社精神にも圧倒されました。その全てがプレッシャーにもなりましたが、今ではこの記念誌の制作に関わらせていただいたことを誇りに思っています。
この記念誌制作を通して、企業が長く存在し続けるためには、やはり社員の愛社精神が大切だと感じました。社員に企業の歴史や成り立ちを理解してもらうことは、社員が自分の仕事の意義を再認識し、会社への想いを強くするために、とても大切なことだと思います。ぜひ、記念誌が果たす様々な役割について、ご提案の機会をください。
誌面の一部をご紹介
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