トップに
戻る

【福岡アウトドア特集】涼を求めて大冒険‼北九州が誇る国指定天然記念物『千仏鍾乳洞』

 

みなさん、こんにちは!

 

今回は暑い夏を乗り切るために、涼しい場所でのアウトドアを紹介していきます‼

 

北九州市小倉南区平尾台の東端に開口する、国指定天然記念物の「千仏鍾乳洞」です。

 

洞内は四季を通じて気温16度、水温は14度で夏は極めて涼しく、涼を求めて遊びに行くには最高の場所です。

 

鍾乳石、石筍(せきじゅん)、石柱の発達著しく、鍾乳洞の全長は数千mに達するといわれていますが、照明設備は900mまでです。

 

入口より480mまでは靴履きのまま入洞できます。

 

それより先は、「奥の細道」と命名されていて、一枚石灰岩の上を流れる清水に足を浸して進むことになります。

 

大自然が生み出した洞内は神秘的な空間が形成されていて、訪れた人々を魅了すること間違いなしです!

 

小倉南ICより車で約20分、行橋ICより車で約20分に位置しているので、車でのアクセスはしやすいです。

 

雨の日は水かさが増して、洞内への立ち入りが制限されることもあるので、事前の確認は必ずおこなうようにしましょう。

 

天景

 

☆体験記

 

小倉南ICから車を走らせること約20分、住宅街から自然の多い景色にどんどん変わっていきます。

 

緑に囲まれているカルスト高原平尾台です。

 

カルスト高原平尾台から千仏鍾乳洞へ

 

ここの景色だけでも十分見ごたえのあるものですが、今回の目的地はまだまだ先です。

 

車を走らせて、上へ上へと進んでいきます。

 

駐車場に着いた!!

 

山道を登って、見えてきたのは駐車場です。

 

駐車場は無料で約100台収容可能です。(営業時間終了後閉門します。)

 

車を停めて、鍾乳洞入口へと下りていく階段があります。

 

長い階段になりますが、杖が無料で貸し出されています。

 

足腰が気になる方には嬉しい配慮ですね。

 

杖の貸し出し無料‼

 

長い、長い階段を下りていきますが、その道中の景色も素晴らしい…。

 

鍾乳洞に入洞する前から幻想的な景色が広がっています。

 

緑に囲まれて、空気も澄んでいます。

 

階段を下るのも楽しい

 

下っていくこと約4分。

 

遂に、鍾乳洞看板と千仏茶屋が見えてきました!!

 

千仏鍾乳洞看板
千仏茶屋

ここまででもちょっとした冒険でしたが、今からが本格的な鍾乳洞探索です!

 

まずは入洞の為の券を購入して、必要な人は貸草履に履き替えましょう

 

入洞料金(税込)

 

大人(高校生以上) 900円

中学生       600円

小学生       500円

幼児        200円

 

になります。

 

男性用、女性用更衣室もありますので、ここで濡れてもいい服に着替えると良いですよ!!

 

更衣室
草履の貸し出し無料

さぁ、準備ができたら鍾乳洞の入口へ行きましょう‼

 

券売所の隣にある階段から上へと進んでいきます。

 

隣に見える小さな滝が良い雰囲気を醸し出しています。

 

入り口前の滝
大きな入り口が口を開けてる

この入口をくぐると、目の前には壮大な光景が広がっていました。

入口をくぐると、そこは…。

 

入口の段階でこの光景です。

 

この先何が待ち受けるのか、期待で胸が高鳴ります。

 

洞内の気温は約16度ぐらいなので、夏は程よく涼しく、冬は暖かいぐらいの温度です。

 

 

巨乳

 

見てください!

 

これが、千仏鍾乳洞の中でも特に有名であろう「巨乳」です。

 

すごく、大きいです…。

 

千仏鍾乳洞の中には、このように名前の付けられている名所がいくつもあります。

 

さぁ、どんどん進んでいきましょう!

 

階段の先にはいったい何が…。

 

気分は探検家!

 

僕の頭の中には、「インディ・ジョーンズ」のBGMが流れていました。

 

鍾乳洞の中は広い場所もあれば、中腰で進んでいくような狭い道もあります。

 

思わず見上げたくなる

 

彼は、身長192cmです。

 

そんな大きな彼が、天井を見上げています。

 

この辺はまだ水が流れている程度なので、身体が濡れるほどではありません。

 

つばめの巣
千路満路
大黒柱
白亜殿
大峡谷

 

大峡谷を抜けて先へ進んでいくと見えてきました、「奥の細道」。

 

だいたい入口から480mぐらいの位置にあるチェックポイントのようなものです。

 

ここから、水位が少しずつ上昇します。

 

だいたいは膝下ぐらいですが、雨の日などは膝上まで水位が上がることもあるので注意が必要です。

 

奥の細道

 

冷たい水が、足元を刺激します。

 

初めのうちは冷たく、少しきつく感じるかもしれませんが、割とすぐに慣れることに驚きました。

 

足元がどんどん気持ちよくなっていくのです。※個人差があります。

 

ここからも幻想的な景色が続いていきます。

 

水かさが上がってきた
洞内観音
獅子口

 

そして獅子口を過ぎたあたりから、景色が変わってきます。

 

岩肌が徐々に明るくなり、水がほのかに緑色を持ち始めるのです。

 

初音乳

 

ここが「初音乳」です。

 

今回は水かさが高くなっていたので、残念ながらここで折り返しになります。

 

この先が気になる人は、大雨の後を避ければ水量も減っているので、是非自らの目で確かめてみてください!!

 

僕もいずれ、地獄トンネルまで行ってみたいです。

 

折り返してからもお楽しみです。

 

来た道と同じ道を進むのですが、見える風景が違うので、最後まで楽しむことができます。

 

養老の滝
無限天

 

出口はすぐそこ!

 

そうして、開口部の先に見えた光景は今でも目に焼き付いています。

 

陽光が木々の隙間から覗いていて、木々の緑を一層際立たせているのです。

 

自然に囲まれるとは、こういうことを言うのだと心から感じることができました。

 

生い茂る緑

 

さて、いい時間になりましたしお腹も空いてきました。

 

折角なので千仏茶屋で食事にしましょう‼

 

ここでは、うどん(そば)やカルスト饅頭が名物です。

 

千仏茶屋メニュー

 

山菜うどん
きつねそば

僕は今回、山菜うどんをいただきました。

 

冷えた体にうどんの温かさが沁みます。

 

山菜もふんだんに使われていて、歯ごたえはシャキシャキしていました。

 

凄く美味しい…。

 

カルストまんじゅう
さつまいもと餡子

そして、こちらが名物カルスト饅頭。

 

この平尾台でしか手に入れることができない、この饅頭は店主自らの手作りになります。

 

サツマイモと餡子が生地の中に優しい甘さで包まれています。

お茶に合います、間違いないです。

 

ほっと一息入れて、今回の旅は終了です。

 

天然記念物に指定されるほどの偉大な自然の産物は、一気に僕の心を魅了しました。

 

涼を求めるだけではなく、大自然を肌で感じたい方、おいしく山菜うどんを食べたい方、色んな方にお勧めできます。

 

是非、この夏は国指定天然記念物「千仏鍾乳洞」へ冒険に行ってみてはいかがでしょうか?

 

光に当たって、苔も綺麗に

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

千仏鍾乳洞

住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台3-2-1

Tel:093-451-0368

入洞時間:9:00 ~ 17:00(土曜、日祝日~18:00)

※天候などによっては、安全の為、予告なく施設の休止、営業時間の変更の可能性がありますので、利用前に確認をお願いします。

入洞料金:大人(高校生以上)900円

中学生 600円

小学生 500円

幼児  200円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 


  • ふくおかWEB歴史観
SNS運用代行サービス