筑紫野市『天拝の郷』男性サウナリニューアルオープンレポート
2月13日(木)にリニューアルオープンを果たした『天拝の郷』男性サウナ。
OPEN前から評判を呼んでいた斬新なサウナリニューアルを目の当たりにするため、リニューアルOPEN当日に駆けつけてきましたので、ここにレポートしたいと思います。
サウナ室は元々大きな一つのタワーサウナだった部屋を2つに分けており、1/3ほどのスペースをセルフロウリュができるサウナ室。2/3ほどのスペースをメインサウナ室として改装されていました。
外から見るとこのような感じです。
とんでもなくおしゃれな雰囲気を醸し出してます。こうやってみると元々一つのサウナ室だったことがよくわかりますね。
こちらがセルフロウリュができるサウナ室。対面式のサウナ室で2段構成となっています。
レッドシダーで張り巡らされた真新しい室内はいい香り♪室温は85度〜90度前後としっかり熱いサウナ室でした。
中央には見事な天拝山と梅の花を描いたタイル作品と、大きなサウナストーブが鎮座しています。そしてストーブ前には柄杓と手桶、サウナ室の外には榊を束ねたヴィヒタ。まさに和とフィンランドの融合がここに実現している・・・。
実際にロウリュしてみると、ストーブ自体のパワーもあり勢いよく蒸気が上がります。
そしてストーブ上部にある反熱板から切妻型の天井を伝って蒸気があっという間に座面に!理想的な対流で身体に蒸気が降り注いできます。
ちなみに、サウナで最近よく聞く「ロウリュ」ですが、サウナストーブに水をかけて室内があっという間に熱くなるように感じますよね?
実はこの原理、室内の温度が上がっているのではなく体感温度が上がっているんです。サウナストーブに水をかけるとあっという間に水蒸気になり室内を巡ります。そうすると室内の湿度が上がり体感温度が飛躍的に上がります。カラカラのサウナ室で感じる100度は耐えられるけど、100度のお湯は火傷をしてしまうように、湿度は熱伝導をより効率化してくれるというわけです。
そこでこのようなセルフロウリュができるサウナでは、自分で室内の湿度を調整することで体感温度を調整でき、気持ちよく汗がかけるんです。
汗をかいてきたら、榊の枝葉を束ねたヴィヒタで身体を叩く「ウィスキング」をしてみては?本場フィンランドでは白樺の枝葉などを束ねた「ヴィヒタ」でバシバシと身体を叩きます。
ヴィヒタ自体から良い香りがしてリラックス効果があるのと、身体を刺激することで汗をかきやすくしてくれると言われています。
榊といえば神事で使われる神聖な木。思わず清められてしまいそうですね(笑)。
メインサウナ室は広々と3段構成。大きな対流式電気ストーブと、サウナストーンが祀られた鳥居が鎮座しています(笑)。「ととのい」を約束してくれる「ととのい神」にぜひあやかりたいところです。
室温は90度〜95度前後としっかり熱く、セルフロウリュサウナと比較するとドライな印象です。
ドライな分、まったりと入れるのでテレビを見ながらや、セルフロウリュサウナの合間にゆったりと入るのにおすすめです。
そして肝心の水風呂は天拝山の天然水を使用した贅沢なもの。水温も16度ほどにキープされておりキンキンです。ただ、水質もあってするりと入れるし、サウナ室の温度とのバランスも良いのでじっくりと楽しめると思います。
外気浴も太宰府市内を一望できるまさに絶景!山の中腹にあることから風も気持ちよく、贅沢なアフターサウナタイムをお約束します。
このようにサウナに関しておおよそ隙がないスーパーサウナ施設に変貌したな。というのが実際に訪れてみての率直な感想です。今回は元から人気となっていたビュッフェを楽しめなかったので、次回はぜひサウナ飯も楽しもうと思います。
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